新車に匹敵する性能を持った車両もある
中古トラックの特徴は価格が安価かつ完成車であるため、購入後はすぐ業務に活用できることです。新車の場合は納期が長期化することが多いので、今すぐに導入したい場合は不都合が生じることがあります。日本製の中古トラックに関しては中古といえども品質は相当によく、新車と同じように扱えるでしょう。トラックは普通車より格段に頑丈で耐久性があるので、走行距離に関してはそれほど神経質になる必要はありません。トラックの性能は年々向上してきており、以前より故障しにくいばかりでなく、メンテナンスも楽になっています。また中古トラックの場合は新車とは比較にならない選択肢があるので、乗り慣れた車両に近いタイプを探しやすいのも魅力です。
走行距離とあわせて確認したいこと
中古トラック選びでは走行距離はそれほど重要ではありませんが、過走行であれば車体や部品がある程度摩耗していると考えられます。過走行車を購入するときのポイントは、整備がしっかりと行われているかどうかです。なお耐久性に関しては車体が大きいほど強くなる傾向があるので、小型より大型トラックのほうが丈夫です。例えば走行距離が同じ20万kmであれば、車体の大きいトラックのほうが程度がよいケースが目立ちます。
足回りが弱っていないかチェックを
自動車全般は足回りから傷んでくる傾向があるので、見た目は新車そのものでも足回りは劣化しているというケースがあります。中古トラック選びにおいても、足回りを見れば本当の状態が見えてきます。架装がピカピカだと良質な車両だと判断しがちですが、足回りは上部と比べて大きな負荷がかかるわけです。最も傷みが出やすい部分であることから、必ず実物を見てチェックしましょう。見た目がよいわりに安すぎる車両は、特に足回りを入念に見ておく必要があります。
